再読「学ぶ意欲の心理学」

市川先生の本を再度読んでみた。今回はデシの本や苅谷先生の本も読んだうえでの再読だ。
一回目に読んだ時は読み流してしまっていたところが多くあることを発見。そんなところも二回目ではよく理解できた。一回目は「読んだつもり」だったのだ。
動機付けについては、いろいろな理論があり、どれが正解というものはないであろう。それでも、このような本で、歴史的な流れとか、どんな状況で何が言われているのかとか知っておくことは、学習の動機付けをどうするか考える際に有効だと思う。特に市川先生の二要因モデルは、単に「外発」「内発」でなく、多くの場合に応用できる考え方だ。

学ぶ意欲の心理学 (PHP新書)

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