2024-01-01から1年間の記事一覧

夜に星を放つ

図書館で人気の本で、やっと回ってきたので、期待して読んだが、感動のない作品だった。直木賞受賞作らしいけど、うーん。

ロングマンアクティベータ

最近、カシオの電子辞書XD-SX21000を買った。その中にロングマンアクティベータとオックスフォードword finder が入っていて、重宝している。 特にアクティベータは、今までどう使ったらいいかよくわからなかったが、コツが掴めてきた。類義語辞典としても使…

蜜蜂と遠雷

ずっと気になっていた本をやっと読んだ。長かったが面白かった。ピアノもクラシック音楽も素人の私でも読めてしまうのは、この本の持つ物語性の素晴らしさゆえなのだろう。主人公の天才たちの今後の活躍が楽しみだ。 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者:恩…

外科医、島へ

泣くな研修医シリーズの6冊め。雨ちゃん先生が、島で、限界を感じながらも大活躍。東京の外科医もいいけど、島でのお医者さんも似合ってると思うけどな。 志真との恋は実らなかった。不器用だしね、雨ちゃん先生は。そういうところ、好きだよ、雨ちゃん先生…

舟を編む

再読。やっぱりこれは見事な作品だと思う。馬締や松本先生、そして編集部メンバーの辞書編纂への思いが伝わってくる。同時に、西岡や岸部の成長ぶりも読んでいて嬉しい。 辞書がますます好きになる本だ。 舟を編む (光文社文庫) 作者:三浦 しをん 光文社 Ama…

お探し物は図書室まで

2021年本屋大賞第2位というだけあって、心がほっこりする本だ。 解説にあるように、ファンタジーとして読むとその良さが伝わってくる。自分が今置かれている不遇を嘆き続けていないで、目の前にある小さなことから始めてみると世の中が変わって見えてくるよ…

海とジイ

藤岡陽子作。 ジイの生き方が若い世代に影響を及ぼす 、という話のようだ。志木さんの話はよくわからなかったが。 海とジイ (小学館文庫) 作者:藤岡陽子 小学館 Amazon

三人屋

三姉妹が経営する店とその常連さんたちの話。話がどれも中途半端で終わってしまい、どうもスッキリしない。 原田ひ香はもういいかなぁ。

ランチ酒

原田ひ香、2冊目。 祥子の人生、これからも頑張れとは思うけど、ランチと酒の美味しそうな描写はあまり興味ない。ビミョーかな?

満天のゴール

去年見たドラマの原作。 死んで誰かの星になる、そんな生き方ができたらいいと思う。精一杯生きることだ。 それにしても、前半の奈緒の離婚騒動の話は、こんなに丁寧に描く必要がないのではないか? 満天のゴール (小学館文庫) 作者:藤岡陽子 小学館 Amazon

三千円の使い方

お金の使い方にまつわる女性たちの生き方を描写した好著。 解説の垣谷美雨さんの次の言葉がこの本の本質をよく表している。「お金の使い方には、その人の生き方がギュッと詰まっています。財布に入っている三千円をどう使うべきか、その追求は、幸福の追求と…

あきらめません!

垣谷美雨作。 男尊女卑の色濃く残る田舎で、市議会議員、そして市長へと挑戦する郁子さんの行動力には感服した。そして、その影響を受けて変わっていく由香さんや姑さんもすばらしい。 クォータ制の採用。これが実現したら世の中、大きく変わるだろう。 あき…

いのちの十字路

久しぶりの南先生の本。駆け出しの野呂先生の奮闘ぶりは、「泣くな研修医」シリーズの雨野先生を思い出させる。だが、扱うテーマはとても重い。中でも、ヤングケアラーの問題と「介護を休む権利」はすこぶる現代的なテーマだ。 介護の様々な問題にもっともっ…

THE CLIENT

翻訳版を手掛かりにして読んだ。 マークとレジーの冒険物語に乾杯🍻 そして、二人の弁護士ー顧客という関係以上の深い結びつきにグッと来た。 The Client: A Novel (English Edition) 作者:Grisham, John Anchor Amazon