2019-01-01から1年間の記事一覧

スマホを落としただけなのに

スマホをタクシーに置き忘れ、それを拾われてしまうことから、次々へと事件がおこる。実際にありえる設定でそれ恐ろしい。こんなことまでできてしまうのか・・・と驚かされることの連続。 ただ、最後の結末は、どこかで読んだことがあるような筋書きでちょっ…

無線LANルーターを買い換えました

昔からずっと使っていたルーターがブツブツ切れるようになったので、新しいものに買い換えました。 「無線引っ越し機能」というのが付いていて、これを使おうと思ったのですが、相性が悪いのか、以前のものが古すぎるのか、マニュアルどおりにやってもできま…

わたし、定時で帰ります。

続編である「ハイパー」もあわせて読んだ。 主人公の東山結衣は、定時で帰ることを信条にしているが、その前には様々な障壁がたちはだかる。パワハラ上司、パワハラ取引先・・・ 定時で帰る会社を守るために結衣は戦わなければならない。 時には過労死寸前ま…

陸王

池井戸ワールド全開。 面白かった。 零細企業が新しい分野に挑戦していく。その過程で様々な困難があり、一つ一つ乗り越えていく様子が読んでいて気持ちいい。 登場人物それぞれが個性的だが、それでいてチームとしてまとまっていく。そのチームワークがすば…

アキラとあきら

文庫で705ページの長い小説だが、面白くて一気に読めた。さすが池井戸潤。 アキラとあきら (徳間文庫) 作者: 池井戸潤 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2017/05/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (16件) を見る

泣くな研修医

アマゾンより 傷ついた体、救えない命――。なんでこんなに無力なんだ、俺。雨野隆治は、地元・鹿児島の大学医学部を卒業して上京したばかりの25歳。都内総合病院の外科で研修中の新米医師だ。新米医師の毎日は、何もできず何もわからず、先輩医師や上司からた…

下町ロケット ヤタガラス

下町ロケットシリーズの4冊目。本当は3冊目の「ゴースト」から読みたかったのだけれど、図書館の予約の関係で、こちらが先になった。 ドラマを見ているので、展開はもうわかっていたが、味わって読んだ。日本の農業の未来を救うために無人農業ロボットを農家…

おとなの教養

アマゾンの紹介より 現代の教養とは「自分を知ること」です。いま、学ぶべき教養とは何か? 現代人必須の7科目とは、「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」。この7つを貫くのは、「自分がどういう存在なのか」を考…

父からの手紙

朝日の売れている本の紹介に出ていたので、図書館で借りてみた。 ミステリーとしての出来はまずまず。ただ、プロットが飛躍しすぎていてあまり入り込めなかった。最終章は涙を流す場面なんだろうけど、ふーん、それで・・という感じだった。細かい謎解きが終…

人生を面白くする本物の教養

教養を身につけるとは、どういうことか? 広く、ある程度深い知識と腑に落ちるまで考え抜く力が必要、と著者は説く。 そのためには読書、人に会う、旅をする・・・ 今からでも遅くない。勉強しなければ。 人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書) 作者: 出…

終わった人

内館牧子のベストセラー作品。 定年退職した男が経験する様々をコミカルに描いていておもしろい、と前半は読み進めたのだが・・・ひょんなことから引き受けた社長として会社を倒産させてしまった主人公。会社の負債を引き継ぐことになり、お金の計算をしてい…

『ハートで感じる英語塾』

副題が「英語の5原則編」となっていて、「並べると説明」「前から限定」など、英語を支配している原則を解説している。様々な文法事項の元になっているこれらの原則を身につければ、ネイティブの感覚で英語が口をついて出てくる、という。よくかみしめたい…

銀行仕置人

久しぶりの池井戸潤作品。罠に嵌められた銀行エリート行員の黒部が「巨悪」に立ち向かい、最終的には悪をやっつけるというストーリー。途中、土地取引のからくりや偽造株券の話のあたりでは、話についていけないと感じたが、最後、筋を通した黒部にすっきり…

『英単語イメージハンドブック』

2008年刊行。それまでにいろいろな著作で出していた重要なイメージをまとめたダイジェスト版だそうだ。だから他の本で読んだ内容が重複していることもある。 「強調表現」の見取り図などは他では見たことのない内容だ。ただ、気になるのはここに出てくる…

『ハートで話そう!マジカル英語塾』など

副題が「英語のバイエル初中級」となっている。そう、あのピアノのバイエルのように繰り返し練習するための教材だ。だから、なんども音読して暗証するための本なのだが、解説を読むだけで、大西文法のエッセンスが理解できる。 NHK3か月トピック英会話 ハー…

『英文法をこわす』など

英文法をこわす 感覚による再構築 (NHKブックス) 作者: 大西泰斗 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2003/01/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (24件) を見る この本は学習書と言うよりも「論争の書」だ…

『ネイティブスピーカーの英文法』

ラジオ英会話の講師が昨年の4月から大西先生に代わっていて、先日それに気がつきました。さっそくテキストを買ってきて2月号から聞いています。 それに合わせて大西先生の本を読み返してみようと思い立ち、『ネイティブスピーカーの英文法』を読んでみまし…

映画「七つの会議」を見ました

昨日の公開初日に見てきました。原作は池井戸潤の『七つの会議』です。 萬斎さんの八角はさすがに迫力がありました。 ドーナツ販売所を提案する浜本優衣さんが、端役でなく準主役的な位置づけで登場していて、しかも朝倉あきというキャスティングで、これだ…

老後の資金がありません

楽しく読んだ。篤子さんの身にふりかかる数々の災難。そして貯金はみるみる減っていく。この苦境をどう乗り越える?ただ、最後の終わり方がどうもしっくりこない。 老後の資金がありません (中公文庫) 作者: 垣谷美雨 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日:…

ラスト・イニング

『バッテリー』の続編。あの試合の結末も語られる。本編が「中途半端」で終わっていたので、これですっきり。 ラスト・イニング (角川文庫) 作者: あさのあつこ 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/01/24 メディア: 文庫 購入: 2人 …

金融探偵

銀行をくびになった大原次郎が難題を解決していくシリーズ。面白くなかった。よかったのは最初の1作くらいかなあ。謎解きはもっとていねいにやってくれないと、謎が謎のままで終わってしまう。 金融探偵 作者: 池井戸潤 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: …

バッテリー

この年末年始は「バッテリー」6巻を読んで過ごした。天才ピッチャー巧と豪のバッテリーの成長と周囲の人間関係を丹念に描いている。自然の描写もうまい。 最後、バッテリーと門脇の対決の始まるところで終わっている。これまでの流れから想像するに、バッテ…