新明解国語辞典

昨日の朝日夕刊の「わかるカナ」で、フェアトレードのことを取り上げている。その中で、フェア=「公正」について、指摘している。
以下引用
取引における「公正」さはそれとは微妙に違ってわかりにくく、フェアトレードの認知が進まぬ一因となっているようだ。大半の国語辞典が「公正」に「公平で偏っていないこと」のごとき、毒にも薬にもならぬ定義を与える中、『新明解国語辞典』のこだわりはさすがで、「特定の人だけの利益を守るのはなく」とのフェアの原意に近付く一言を加えている。
以上引用終わり
うちにも、新明解・・あったなあ、と思い出して引っ張り出して来たら、第5版、世の中は6班が出回っている。確かに、公正を見ると、ふむふむ、そう書いてある。ちなみに、最新の明鏡国語辞典は例の毒にも薬にもならぬ定義だった。
この辞書、おもしろいんだよね。逆に批判もかなりあるらしいけど。
アマゾンを見たら中古もかなりある。はて?買うべきか?
でも、6版が出たのが2004年、年回りで考えるとそろそろ7版が出るころだ。常用漢字の改定もあったし、もう少し待とうかな・・

新明解国語辞典 第6版 並版

新明解国語辞典 第6版 並版