英語で泣けるちょっといい話

タイトルに惹かれて読んでみた。英語圏、特にアメリカで長い間読まれるづけている話をアルクの初級3000語レベルで書き直した20話。
泣けるか?と聞かれると、I don't think so.
中にはいい話もある。でも、なんだか道徳の教科書を読んでいるようで、どうにも説教臭さが抜けない。おまけにそれぞれに「このストーリーのポイント」として、教訓やら何やらが書いてある。そこまでしなくても、どう感じるかは読者にまかせればいいのに。
3000語レベルなのでやさしい。脚注もついているので辞書はいらない。音読教材としても最適、と書いてある。たぶん、10代の多感なころにこの本を読んでいたら感激しただろうな・・もったいないな。そのうち子どもに読ませようかな〜〜
アメリカ人の良心は、キリスト教とこういう話から培われているんだと理解するにはいい本だと思う。英語の「勉強」にもいい本だと思う。でも、「泣ける」と正面切って言われると反発してしまうな(^_^;)

どんどん読める心温まる 英語で泣けるちょっといい話

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