THEODORE BOONE the abduction

ジョン・グリシャムの「少年向け」サスペンスの第二弾。前作がけっこうおもしろかったので期待して読んだのだが、途中で話の方向が見えてしまい、そこから何の波乱もなく終わってしまったので、がっかりさせられた。(期待値が高すぎたのかもしれない)
文章の難易度は低く、挫折しないで読み通せるが、グリシャムにしては「はずれ」だろう。せっかくの主人公の法律についての知識などが活かされていない。今回、セオ(主人公)が使った捜索手段はホームページやらFacebookのページやらから写真を探し出す、という人海戦術。13歳の子どもだからそこまでやればcoolなんだろうけど・・

Theodore Boone: The Abduction

Theodore Boone: The Abduction