何年か前にテレビドラマになった「盲導犬クィールの一生」の翻訳版。1600wordsで書かれており、しかも巻末に「辞書」がついているので、難しい単語もすぐわかる。
テレビでは壇ふみさん、沢口靖子さんが育て親の役をやっていて、見ていてとっても感動したのを覚えている。この本はクィールの一生をコンパクトにまとめているので、ドラマほどのしみじみとした味わいはないが、それでも、盲導犬の訓練の仕方や盲導犬と「ユーザー」との心の結びつきなど、教えられる点は多い。それに、130ページの短い話でさらっと読めるし、クィールの写真がふんだんに使われていて、楽しみながら英語を学ぶという点ではいい教材だと思う。
盲導犬クイールの一生 QUILL: The Life of a Guide Dog (ラダーシリーズ Level 3)
- 作者: 石黒謙吾,秋元良平
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2006/01/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る