文法の勉強のために

この本は、24週文法ツアーと称して、少しずつ日本語の文法を学べるようになっています。
最初に、文の組み立てを建物に例えて、「選んだ」のような「述語」を柱とする、柱に具体的な記述を加えていくために、壁にあたる「誰が」「何かを」というような部品が付いている、という説明にな〜〜るほど・・と納得しました。
国語の授業でやった文法は、覚えるだけで、少しも面白くありませんでしたが、このように考えるとなんだかおもしろくなってくるから不思議です。

24週日本語文法ツアー

24週日本語文法ツアー

この本のガイドブックとして、
↓この本があります。こちらは淡々と文法項目をつづった解説書ですが、文法ツアーのほうで該当する箇所を選んでくれているので、それに沿って読んでいけば、知らないうちに読み終わります。
基礎日本語文法

基礎日本語文法

2冊セットで読むと、日本語の文法の概要がひととおり概観できるようになっています。もちろん細かい部分や「どう教えるか」という部分は別の参考書などが必要ですが、入門としてはうってつけと言えるでしょう。