グリシャムが若い世代向けに書いた法廷サスペンスです。昨日、読み始めましたが、子ども向けとは思えない面白さです。英文は平易で、語彙も難しいものは多くありません。それに、専門用語について、主人公のTheodoreがわかりやすく解説していて、それを読むだけでも価値があります。
主人公を取り巻く人々の人間模様も興味深く、早く次を読みたくなります。さすがグリシャムです。児童書とは一線を画す展開です。
また、少年は8年次ということで、日本の中学生くらいでしょうか?パソコンとプロジェクターで法廷の様子を説明する描写などは、読んでいてその様子が目に浮かぶようで、「使える表現」も満載です。シリーズ専用サイトもあります。http://www.theodoreboone.com/
- 作者: John Grisham
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2011/05/03
- メディア: ペーパーバック
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