映画「日の名残り」

先週の週刊STカズオ・イシグロが紹介されていて、「日の名残り」(The Remains of the Day)を読みたいと思った。図書館で蔵書を調べたが本はなくてビデオがあったので、借りてきて見た。
なんだかとっても心打たれる映画だった。さすがブッカー賞をとった名作だ。古き良き時代のイギリスの大邸宅で働く執事とメイド頭。決して言葉には出さないが惹かれあっていく二人は、彼女の結婚で別れてしまう。そして時が流れて、忘れたものを取り戻すように彼女に会いに行く老執事。イギリスの英語なのに、日本映画を見ているようなそんな錯覚を覚える。
もっときれいな画像で見たくてDVDを注文してしまった。いずれ原作も読みたい。