2024-02-10 満天のゴール 本 去年見たドラマの原作。 死んで誰かの星になる、そんな生き方ができたらいいと思う。精一杯生きることだ。 それにしても、前半の奈緒の離婚騒動の話は、こんなに丁寧に描く必要がないのではないか? 満天のゴール (小学館文庫) 作者:藤岡陽子 小学館 Amazon
2024-02-06 三千円の使い方 本 お金の使い方にまつわる女性たちの生き方を描写した好著。 解説の垣谷美雨さんの次の言葉がこの本の本質をよく表している。「お金の使い方には、その人の生き方がギュッと詰まっています。財布に入っている三千円をどう使うべきか、その追求は、幸福の追求と同義であることが骨身に染みます」 でも、いちばんグッと来たのは、お父さんが美帆に漏らした「大切なことだから」の一言。娘に対する親の愛情が詰まっていて、涙が出て来た。 三千円の使いかた (中公文庫) 作者:原田ひ香 中央公論新社 Amazon
2024-01-29 あきらめません! 本 垣谷美雨作。 男尊女卑の色濃く残る田舎で、市議会議員、そして市長へと挑戦する郁子さんの行動力には感服した。そして、その影響を受けて変わっていく由香さんや姑さんもすばらしい。 クォータ制の採用。これが実現したら世の中、大きく変わるだろう。 あきらめません! 作者:垣谷美雨 講談社 Amazon
2024-01-26 いのちの十字路 本 久しぶりの南先生の本。駆け出しの野呂先生の奮闘ぶりは、「泣くな研修医」シリーズの雨野先生を思い出させる。だが、扱うテーマはとても重い。中でも、ヤングケアラーの問題と「介護を休む権利」はすこぶる現代的なテーマだ。 介護の様々な問題にもっともっと光が当たるようになるように、心から願う。 いのちの十字路 作者:南 杏子 幻冬舎 Amazon
2024-01-21 THE CLIENT 洋書 翻訳版を手掛かりにして読んだ。 マークとレジーの冒険物語に乾杯🍻 そして、二人の弁護士ー顧客という関係以上の深い結びつきにグッと来た。 The Client: A Novel (English Edition) 作者:Grisham, John Anchor Amazon