ニュータウンは黄昏れて

垣谷美雨作。

東京のニュータウンに住む琴里と母、頼子さんを中心に話は進む。

おもしろかったが、最終章の展開があっさりしていて、何か物足りない。特に頼子さん、あきらめないと言っていたけど、何をどう頑張るのだろう?琴里の恋愛の後日譚もちょっとモヤモヤ。

団地の建て替えをめぐる描写は秀逸。