上・下巻合わせて800ページ以上ある作品だが、最後まで飽きさせずに読ませる筆の力は確かだ。ただし、民営の廃棄物処理場で死体が処理されるなど、どうも設定に無理があるような気がする。次々に人が死んでいく物語にも違和感がある。アマゾンのレビューにも出ていたが、池井戸潤のファンなら読んでみる価値あり、初めての池井戸潤なら勧めない、といったところか。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/15
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